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外来をしていると、「眠れないので睡眠薬が欲しいのですが。」という訴えの患者さんによく出会います。

私も長いこと不眠症でいるので気持ちはよくわかります。体が疲れていても、眠ろうとすると眠れないのです。ですから翌日が手術があるのに眠れない夜は 睡眠薬を少しだけ内服して、できるだけ体を休めるようにしてます。しかし、翌日が休みや遅い出勤のときなどは、本を読んだりDVDを観たりするので、かなり遅くまで起きています。むしろ寝るのが惜しいといった感じで過ごしております。私の生活は休みが少ないので、暇さえあれば寝ようとしますし、休みがあれば 思いきり遊ぶ不規則な生活なのです。

不眠症の患者さんにはいろいろな質問をします。「お仕事をなさっているのですか?」。「いいえ。専業主婦です。」「朝早く起きる理由があるのですか。」「いいえ。主人も定年でゆっくりしてますし、子供も結婚してしまいましたし、早く起きる必要はないのです。」「私もそうなのですが、寝ようとすると寝れないもので、起きようとしていると自然に眠くなるものですよ。お薬は出しておきますが、無理に寝ようとしなくても良いのではないですか?」「そうですね。やってみます。」

私が外科医だった時代、インフォームドコンセントされた癌の末期の方でも睡眠薬を内服していていました。私の心の中では「死に対する不安や恐怖感はあると思うけど、もう限られた命なのだから、生前にやらなきゃいけないことはないのかなあ。」と不思議に感じておりました。私は今後、30年は生きようと考えてます。やりたいことがありすぎて時間が足りません。私もいずれ死にますが、死を宣告されたら痛みのコントロールだけして、毎晩徹夜してでも人生の整理をしたいと考えてます。ですから突然死だけは困るのです。皆さんも人生は長くないのだから、眠れないのでしたら、眠くなるまで起きていたらどうでしょうか。

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コメント

お答ありがとうございました
すっごく充実した人生ですね・・♪
本気で見習いたいです

やりたいことがあふれてくるってどうしたらそんな風になれますか?

私の人生は充実しているのでしょうか?今のところ満足した人生ではないと考えてます。実のところ両親や兄が立派な人間なので、追いつこうとしているだけなんです。

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