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私の大学時代は 苦学生ということはなかったのですが、食事には苦労してました。

いかに安くおいしいものをたくさん食べるか が毎回のテーマです。ほとんどの日は自炊ですが、試験中や実習がはじまると スーパーに行く時間がありませんから、外食になります。

そんなときのご馳走は 王将の昼定食でした。鶏のからあげに餃子がついて 500円くらいだったと思います。

先日、その味が懐かしく思い出し、王将に行きました。

私は子連れだったのですが、子供が興奮気味で隣の席の6人の男の子たちに愛想をふりまいています。その男の子たちは イヤな顔せずにあやしてくれています。髪型や身なりは今風でしたが賢そうな顔つきをしており、私はとても好印象をうけました。

そこへ店員さんが「おまたせしました」と、皿に山盛りの天津飯が3つと巨大などんぶりに入ったラーメンを持ってきたのです。彼らは それをデジカメで写真を撮ったりして記念写真をとりはじめました。

「これはなんだ」

とメニューを見ると、天津飯もラーメンも3人前で800円の特別メニューです。それをガツガツと食べ始めました。様子を伺っていると、天津飯の一人は食べ終えてますが、ラーメンチームは苦戦してました。私は酔いも回ってきてましたし、見てて楽しかったので、ついに話かけてしまいました。

「きみたちは学生?」

「はい 大阪大学の学生です。」

「すごいなあ。なんの勉強してるの?」

「はい 法学部です。」

つい調子に乗って

「それ全部食べたら おごってあげるよ(笑)」

「マジっすか。みんな頑張れ!」

この子たちが 私たちの将来を支えてくれるんだ、と思うと安いものです。ついに全員が食べ終えました。

約束通りに、彼らの伝票を受け取り、支払いを済ませて帰るときに、さわやかな阪大生たちが、遠くの席から

「ごちそうさまでしたー。あざ-す。」

と大きな声で挨拶されました。ちょっと照れくさかったけど、自分の学生時代を思い出しました。

スヤスヤと寝ているわが子に 「お前もしっかり勉強して 阪大生になれよ!」。

ムリかな(笑)

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50歳の誕生日を過ぎた数日後のことです。朝、起きると

「うっ 肩が痛い」

私は寝相が悪いので、こんなことはときどきあります。

整形外科医でもある私は 長引いたらトリガーポイントに、注射すれば治るだろうな と放置してましたが、

何日経っても悪くなるばかりです。ついに指先までしびれがくるようになってきました。

外科医の私は 最悪のケースから考えます。まず、肺がんを考えました。これはレントゲンで問題なし。次は心筋梗塞。これも心電図で問題なし。となると やはり頚椎ヘルニアか・・・。確かにレントゲンで そのように写っています。しかし、今まで全く病気をしたことのない健康な体でしたから、いずれ治ると信じ、湿布だけで治療してました。けど 痛い・・・・・・・・。

ついにトリガーポイントへの注射、クリニックにある超音波、ステロイドの注射に内服、とさまざまな治療をやりましたが、数日間しか効果がありません。

兄のクリニックに多くのおじいちゃんやおばあちゃんが、腰が痛い、肩が痛いと来院してくる気持ちがわかりました。

そんなある日、実家に帰ったら、母が

「お兄ちゃんのお墓をきれいに建てたよ。今度 見にいってきてね。」

これだ!!たぶん私の肩に兄が帰ってきてるんだ!!私は深夜にもかかわらず、お墓に行って、お線香をたくさん焚いてきました。今年は新盆だし、盆があけるまで我慢することにしました。

翌日、義姉(兄の妻)を喜ばせようと思い、

「うちの兄がオレの肩に帰ってきてるよ。だから痛かったんだ。左肩だよ。ここにいるよ。」

姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・。なんか違う霊でも憑いてるんじゃないの(笑)。」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

兄の一回忌が終わり 新盆も無事に終わりました。その頃から次第に痛みは和らぎ、今は湿布もしない状態にまで回復しました。

おにいちゃん、来年もまってるよ。もう少しやさしく来てね。