一年前の出来事です。
ちょっと顎の長いきれいな女性がカウンセリングにきました。
「先生!主人と喧嘩して家を出てきたから、その間に顎を短くしてキレイにして。」
と、若干興奮気味です。
「それは好いけど、ご主人に同意をもらったほうがいいんじゃない?」
「前から言ってるからいいんです。おねがいします。」
「うーん(困)。」
2週間の間に細かいシミュレーションをしたりして、少し冷静になるのを待って手術となりました。
この方は顎の長さだけではなく少し丸い印象でしたので、顎の長さは大きくとらず、エラと顎の間(オトガイ神経下)を切る術式(V字型切除)になりました。

手術は予定通りに終了し、1週間後に来院しました。
私「1週間なのに、腫れも引いて予定通りだね。うん!大成功!」
PT「先生・・・・・・・・・・・・・(泣)」
私「え(驚)!どうしたの?」
PT「こんなにキレイになっちゃって、主人にバレたらどうしよう(泣)」
私「うーん。この切り方だったら、男性には気付かれないと思うよ。手術することを知っていた人はいないの?」
PT「妹には言ってあったので見せたんだけど、すごい小顔ななってきれいになったと羨ましがるんです(泣)。」
私「1週間でここまでハレが引いて、そこまでの評価なら大成功だよ。」
PT「でも、1週間でこんなにキレイになるのだったら1か月もしたら、もっと変化がでるんですよね(泣)。もっとキレイになっちゃうんですよね(泣)。」
私「それはそうだけど・・・・・」
なんとも不思議な会話です。キレイになって喜ぶところを泣いているのです。なんとかなだめて、その日は帰りました。
1か月後、
PT「先生!ありがとう!主人と会ったんだけど、痩せてキレイになったと褒めてくれたんです。」
私「・・・・・・・・・(苦笑)」
PT「ホントにしてよかった。ありがとうございました。」
私「ひとつお願いがあるんですけど。」
PT「なんですか(笑顔)」
私「今までの経過が あまりにもおもしろかったのでブログに書いていいですか?」
PT「私、先生のブログを読んでこのクリニックを選んだので、いいですよ。」
私「ありがとう。ご主人と仲良くね。」
なんとも不思議な女心を体験しました。ちょっとしたことでコンプレックスを感じ、ちょっとしたことで自信をとりもどす女性を知らかった私は、
「まだまだ修行が足りないな。」
とつぶやいてしまいました。
(詳細につきましてはリッツ美容外科ホームページ:輪郭(フェイスライン)の項をご覧下さい)
