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ワキガで悩んでいる方は多いと思います。私も診察には、かなり慎重に気を使って話しております。

診察のときに、まずティッシュを手渡し本人にワキの汗をぬぐってもらい、その臭いを嗅いでいただきます。本人が「ワキガの臭いがします」と言ったら、次にそのティッシュを私が嗅ぎます。それでワキガの臭いがしたら、ワキガであることが確定しますので、やっと手術の説明をさせていただきます。

本人が「ワキガの臭いがします」といったティッシュを私が嗅いでみて全く無臭である場合があります。「本当に臭いますか?」「はい」。「周囲の方に指摘されたことはありますか?」「いいえ」。うーん、困りました。

確かに女性はホルモンのバランスによって臭いがする時としない時があるのは理解しておりますが、かすかにも臭わない方に手術を勧めるのもなあ・・・・。

本当のワキガの方は自分がワキガであることに気付いていない方が多いようです。私たち医師の中にもワキガの先生がいた経験があります。皆、指摘しにくいので注意するまで時間がかかりましたが、ワキガの臭いをさせながらワキガのカウンセリングをしていただいても失礼ですから、勇気をもって注意したところ、本人「本当ですか!いままで気付きませんでした。すいません」。

大阪院では①反転剪除法②シェービング法の2通りで行なっております。どちらも良い方法なのですが①反転法は傷が3-4cm②シェービング法は6mmの傷ができます(ほぼ見えなくなります)。②は術者の熟練の程度により効果は異なりますが、ほぼ同じ結果を得ることができます。しかし、この2つの手術の大きな違いは、手術中に皮膚の裏の汗腺を目で確認しながら除去しているかどうかです。ですから、汗腺を直接的に見ながら手術する反転法と違い、シェービング法は皮膚の厚さなどを指標に皮膚の裏を直接的には見ないで手術をしますので、術後に「再発した」と言われたら、自信をもって「それはありえませんよ」と言えないのが欠点なのです(言われたことはないのですが)。

たとえば、100という臭いの程度を持つワキガの方がいたとしましょう。この人は、自分の臭いに気付いてませんから、手術を受けることすら考えておりませんし、手術によって100が50になろうと10になろうと無関心です。

気にしすぎる方で10の臭いがある方(清潔にしていれば気付かれない程度)は、これを手術によって1にしたとしても、それを感じてしまう嗅覚を持ってますから、術後「再発しました」ということになってしまいます。ですから、そういった方には自信を持って「0になりました」という結果をださなければならないのです。結局、臭いの程度が小さい人には①反転剪除法というきっちりした手術を選択しなければならない矛盾が生じるのです。

ワキガに対する考え方は医師によってもかなり異なります。「手術の目的は臭いをとることなのだから、傷など汚くても良いのです」と、はっきり言う先生も普通にいます。確かに①反転法は医師の手術次第で、皮膚に色素沈着を起こしたり、皮膚が壊死し汚い瘢痕を残すリスクもありますから、徹底的に臭いをとりたい方にはそのあたりを充分に説明しなければいけません。

臭いというものは気になるものですね。私は仕事中に香水のような強い香りのものは使わず、テレビCM(これを使うと、すごい美人がなぜか近ずいてくるといった内容)でよく見るAXEというボディスプレーを使いさわやかな香りをふりまいているつもりです(笑)。最近、友人が「とてもいい石鹸買ってきたからあげるね。」「へぇ、ありがとう。使ってみるよ」(実は私は石鹸マニアなんです)。早速風呂に入って使ってみると普段と変わりない香りの石鹸でした。「なーんだ期待はずれ。全然いい香りがしないよ。」パッケージを見てみると、[においすっきりヘルシー肌 石鹸 加齢臭対応]。えっ!オレって加齢臭なんだ・・・・・・・・・・・・がっくり。誰か手術してー(笑)

 

詳細につきましてはリッツ美容外科ホームページ:ワキガ・多汗症の項をご覧下さい


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